12月は31日(大晦日)のみお休みとなります。
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鞣し(なめし)のお話  〜「皮」と「革」〜

JUGEMテーマ:ファッション

 

 

皮を鞣す(なめす)という言葉がありますが、一般の方に鞣しという意味を

 

質問しても、分からない方が多いでしょう。

 

「皮」と「革」は何が違うのか? など、皮革そのものに関しても

 

あやふやなことが多いと思います。

 

そこで今回は、皮革の鞣しについてのお話をしたいと思います。

 

今回は、商品の紹介が一切出てきませんのでご了承下さい。

 

 

まず、皮を鞣すというのは、どのようなことなのでしょうか?

 

動物の皮は、柔軟性に富み非常に丈夫ですが、そのまま使用するとすぐに腐敗したり、

 

乾燥すると板のように硬くなり、柔軟性がなくなります。

 

この大きな欠点を、樹液や種々の薬品を使って取り除く方法を「鞣し」と言います。

 

つまり鞣してない状態を「皮」と呼び、鞣したものを「革」と呼び区別しています。

 

動物の皮は、未加工の場合は腐り、固くなるので、製品として使えるようにする作業が鞣しです。

 

これは、古代から伝わる人類の知恵と技術ですが、現代においてはいくつかの方法があります。

 

その代表的なものが「クロムなめし」と「タンニンなめし」です。

 

クロムなめしは人工的な化学薬品(クロム化合物)を使ってなめす方法です。

 

作業時間が短く、皮革そのものの仕上りもソフトかつ耐久性が高いため現在はクロムなめしが主流です。

 

それに対して、古くからの技法であるタンニンなめしは、天然植物の渋であるタンニンを使って鞣す方法です。

 

渋なめしや、ベジタブルタンニンなめしとも呼ばれています。

 

タンニンなめしは効率の悪さなどが理由で一時は廃れかけましたが、近年のエコロジーブームの中、

 

人にも環境にもやさしく、皮革の自然な風合いを楽しめることから、再評価され人気が高まっています。

 

 

RIMG3029 (600x450).jpg

 

 

クロムなめしは、比較的伸びやすく、かつ柔らかく仕上がるのに対し、

 

タンニンなめしは少々固く、それほど伸びません。

 

ただし、タンニンなめしはお手入れをしながら使い込むと、柔軟性や美しい光沢感が出てきます。

 

耐久性は、クロムなめしのほうが熱に強く、キズがつきにくく、

 

経年変化による変色や劣化がしにくい特長があります。

 

このように加工のしやすさ、安定度、コスト面においてはクロムなめしに軍配があがります。

 

しかし、天然皮革がもつ表情の美しさや、長く使うことで醸し出てくる皮革製品の味=革のエイジングを

 

より楽しみたいのであれば、タンニンなめしということになります。

 

 

クロムなめしにも、タンニンなめしにもそれぞれの長所、短所がありますので、

 

どちらが良い、悪いということはありません。

 

製造工程や製品にあった使い方やお手入れをして、皮革製品を楽しんでほしいと思います。

 

 

RIMG3030 (600x450).jpg

 

 

「皮」は鞣す(なめす)ことによって、はじめて「革」と呼ばれます。

 

そして、「革」で包む(つつむ)とかいて、「鞄(かばん)」。

 

「革」が化ける(ばける)ことによって「靴(くつ)」が生まれるのです。

 

 

| R&D | 11:58 | - | - |
ブライドルレザーのお話

JUGEMテーマ:ファッション

 

 

革小物・革製品好きな男性が好む皮革素材は何だと思いますか?

 

おそらくコードバンとブライドルレザーが2大人気素材ではないでしょうか。

 

その美しさと独特な仕上り、そして特殊な製法がコダワリをもつ方々の

 

ハートを掴む理由のようです。

 

今回は、その人気素材の一つ「ブライドルレザー」について書いてみます。

 

 

まずはブライドルレザーのブライドル「BRIDLE」とは?

 

調べてみると、馬ろく(馬の頭つけるおもがい・くつは・手綱の総称)とあります。

 

これからわかるように元々は馬具の素材として使われていたものなのです。

 

そして、ブライドルレザーのイメージは何と言ってもイギリス・英国でしょう。

 

ホワイトハウス・コックスもイギリスのブランドですし、

 

ブライドルレザーそのものを生産している有力タンナーの多くはイギリスです。

 

コードバンがアメリカを代表する皮革であることを考えると対極的で面白いです。

 

 

ホワイトハウスコックス ロゴ.jpg

 

 

ブライドルレザーはフルグレインカウハイドから作られます。

 

フルグレインとは、牛革のぎん面(皮革の表面、上部)と繊維質を含んだ表層部分のことで、

 

カウハイドは生後2年以上の牝牛の革という意味で、強く耐久性のある革です。

 

鞣し方は樹皮や種子など自然の草木を使用したフルベジタブルタンニングで、

 

約6週間かけて鞣されます。

 

その後、天然染料を使用し染色され、革の深部にタロー(獣脂)がしっかりと染み込むまで

 

ブライドルグリースの中に浸します。

 

この作業にもかなりの手間をかけて上質なブライドルレザーを完成させます。

 

 

ホワイトハウスコックス.jpg

 

 

ブライドルレザーには、プルームという白い粉状のモノが現れる特長があります。

 

プルームは革の繊維の中に染みこんだロウ分が浮き出てきたもので、

 

ある意味このプルームがブライドルレザーの最大の特色かもしれません。

 

 

ホワイトハウスコックス プロホースブラシ.jpg

プロホースブラシ ¥1,200+tax

 

 

お手入れ方法については、それほど難しくありません。

 

柔らかい布や、ホースブラシ(馬毛)などでブラッシングして光沢を出して下さい。

 

しばらくの間はブラッシングだけで十分ですが、ロウ分も永久的ではありません。

 

時間の経過とともにロウ分が枯渇してきますので、

 

乾燥が進みブラッシングだけでは光沢が出なくなってきます。

 

 

Mモウブレイ クリームエッセンシャル.jpg

M.MOWBRAY CREAM ESSENTIAL ¥1,800+tax

 

 

その時は、クリームエッセンシャルでロウ分と潤いを与えながら

 

ブライドルレザーのもつ素晴らしい光沢感を蘇らせることができます。

 

実はクリームエッセンシャルには、ブライドルレザーに含まれているロウ分と同様の

 

ビーズワックス(蜜ロウ)がたっぷりと含まれていて、とても相性が良いんです。

 

さらにオリーブの天然成分のエッセンスがバランス良く配合されています。

 

そして、乳液状に仕上がっているのでとても伸びが良く使い勝手も良いことから

 

ブライドルレザーの革小物やバック、ウエア類まで幅広く使えます。

 

 

よく磨き込んだブライドルレザーの革製品を持っていれば、

 

それだけで英国的なジェントルマンになれる!・・・かもしれません。

 

 

| R&D | 12:00 | - | - |
「プロゴートブラシ」のお話

JUGEMテーマ:ファッション

 

 

「ホコリ等を落とすブラシはホースヘアのブラシを使って、、、」

 

「靴クリームを塗る際は、塗付用の少ブラシで、、、」

 

「クリームを塗った後は、毛に腰のあるブラシでしっかりとブラッシングを、、、」

 

ご存知のように、靴の手入れにブラシは欠かすことのできないアイテムです。

 

当然、靴クリームはお手入れに必要不可欠ですが、

 

その効果を最大に発揮させるためにはシューズブラシは欠かせません。

 

高級靴ブームを経て、靴の手入れにも脚光があたり、靴用ブラシを購入される方も増えました。

 

そんな中登場した、新たな皮革製品用のブラシが、

 

やわらかいヤギの毛を使った「プロゴートブラシ」です。

 

 

R&D プロゴートブラシ.jpg

プロゴートブラシ ¥3,000+tax

 

 

冒頭のフレーズにもあるように、靴用のブラシは塗布用、ホコリ落とし用、ツヤだし用等、

 

用途によって使い分けられています。

 

では、ヤギ毛のブラシはどのような場面で使うのでしょうか?

 

そのヒントは、毛のやわらかさにあります。

 

ヤギ毛はブラシの中では、比較的柔らかい毛として分類される「馬毛ブラシ」よりも

 

さらに細くフワッとしたした感触です。

 

プロゴートブラシ プロホースブラシ プロホワイトブラシ.jpg

手前から、プロゴートブラシ(ヤギ毛)、プロホースブラシ(馬毛)、プロホワイトブラシ(化繊)

 

一般的に靴以外ではヤギ毛はその柔らかさから、女性のお化粧用のフェースブラシや

 

チークブラシに使われるほど繊細なのです。

 

また、少々ニュアンスが違いますが、カシミアやモヘア等の柔らかい素材も

 

山羊種の毛から作られている毛織物です。

 

このように柔らかい毛の質感を使用してのブラッシングは繊細なタッチを生み出し、

 

ヌメ革やその他のソフトレザーを使用したバッグ、ジャケットのブラッシングに向いています。

 

プロゴートブラシ エンダースキーマ.jpg

 

また、表面の光沢感が大切なエナメル革や爬虫類革などの特殊素材にも適しています。

 

特にエナメル革の靴などは、これまで基本的にブラッシングはあまりオススメできませんでした。

 

そのため、コバ周りや細部のホコリ落としがネックでしたが、

 

このヤギ毛ブラシを使えばその問題は解決されます。

 

 

さらに技術的な使い方になりますが、鏡面仕上げ(ハイシャイン)の最後に残る

 

布で磨いた細かい痕を消すこともできます。

 

プロゴートブラシ ハイシャイン.jpg

 

つまり、革の表面に残ったブラシや布などの跡(線)を消して、表面を均一化することで、

 

より美しく鋭い光沢を出す作業にも向いているということです。

 

そして、鏡面仕上げにおける、このブラシの裏技をもう一つ紹介します。

 

ハイシャインの初期段階の作業である、ある程度の量のワックスを布ですり込んでいく際、

 

布の代わりにこのヤギ毛のブラシを使用します。

 

ブラシの柔らかく細い毛先を利用して、革にワックスを刷り込んで下地(ベース)を

 

作る作業にも適しています。(ただし毛先にワックスが残るため専用ブラシとしてお使いください)

 

 

R&D プロゴートブラシ アップ.jpg

 

 

ヤギの毛を使った超ソフトな「プロゴートブラシ」、柔らかく繊細な革に、

 

そしてハイシャインの仕上げに、ぜひ一度お試し下さい。

 

| R&D | 11:56 | - | - |
靴のカビ対策に「M.モゥブレィ・モールドクリーナー」。
JUGEMテーマ:ファッション


今回は久々に靴のお手入れの話です。

誰もが一度は頭を悩ませたことあるカビ対策の新提案です。


カビは日常生活の中で人間の生活と切り離せないものです。

一般家庭の普通の環境に、カビの胞子が常に300〜500個ほど飛んでると言われています。

そして空気中を浮遊しているカビは、汚れ、高温、多湿の環境を探し当て着床し成長するのです。

皮革製品にカビが発生した場合、革の繊維の奥にカビの菌が根付いてしまうため、

完全に除去することはできません。


一般に市販されている靴用除菌スプレーの多くはアルコール系の商品です。

アルコール系で除菌=不活性化する方法なのですが、一定の効果はあるものの、

アルコール系の除菌は、持続性という点で「十分に満足」という結果は得られません。


また強力カビ取り剤として市販されている塩素系の強アルカリ性の商品は、

効果が高い半面、成分が皮膚についた場合、吸い込んだ場合、目に入った場合などを

考えると取り扱いに細心の注意が必要です。

そのカビを除去する仕組みは、塩素で色素を壊し漂白することでカビを除去します。

そのため、染色や塗装をしている革製品に塩素系カビ取り剤を使用すると、

カビも落としますが、同時に色も落としてしまうため、実質的に皮革製品には使用できません。


そんな状況の中で開発されたのがM.モゥブレィ・モールドクリーナー(¥2,000+税)です。

M.モゥブレィ モールドクリーナー.jpg

除菌力が高い有機ヨードが主成分で、カビの表面を覆っている細胞膜を壊して除菌するスプレーです。

ちなみにヨードは海藻などに含まれている天然成分で、うがい薬や医療用の消毒剤としても使われていて、

低濃度では塩素系よりも除菌効果が高いとされています。


モールドクリーナーは有機ヨードがベースですので、

高い除菌効果と安心して使用できることが最大の特徴です。

使用方法もいたって簡単で、カビが生えた場合の作業は、

基本的に除菌スプレーを使用したカビ処理方法と同じです。


まずはマスクをして表面のカビの胞子を不要な布などで除去します。

その後、モールドクリーナーをスプレーしてそのまま風通しの良い日影で1週間ほど放置します。

その間2〜3日おきにさらにスプレーすれば効果的です。

最後に、皮革の素材に合ったお手入れをして仕上げをすれば終了です。


通常、カビ対策の商品は梅雨の時期にオススメするのですが、

このタイミングでご紹介するのは理由があります。

それは、モールドクリーナーはカビの予防剤としても活用できるからです。

シーズンが終わったブーツなどを長期間保管する際に、

汚れなどを落とした後にモールドクリーナーをスプレーして

良く乾燥させてから収納をすればカビの予防になるんです!


その他にも靴箱の中や下駄箱にスプレーしても効果があり、無臭タイプで嫌な臭いも残りません。

季節が変わってお気に入りの靴の箱を開けてガッカリ、

なんて事のないようにモールドクリーナーでカビ予防をしてみてはいかがでしょうか。


シダードライ シューフレッシュ モールドクリーナー.jpg

その他にも、靴の中をサラッと快適に保つ消臭・除菌スプレー

「WOLY SHOE FRESH(ウォーリーシューフレッシュ)」(¥1,200+税)や

天然素材の除湿乾燥剤「CEDAR DRY(シダードライ)」(¥1,500+税)等も

合わせてご使用頂ければより効果的です。


R&D リーフレット.jpg

お手入れに関する様々なリーフレットもご用意しておりますので、

是非お気軽にお尋ねください。

 
| R&D | 11:55 | - | - |
父の日ギフトに携帯用の靴べらはいかがですか
JUGEMテーマ:ファッション


唐突ですが、靴べらって以外に探してる方が多いんです。

「靴べら置いてますか?」と直接聞かれることも結構あります。

仕事やお付き合いで会食の機会が多い方、

出張の多いビジネスマンの方なんかで、携帯用の靴べらを探しているケースもあります。


いざ探そうとすると、何処で売ってるんだろう? となるわけです。

そこで、お薦めの携帯用靴べらを2種類ご案内いたします。


まずはコチラ。

ベルーガ・フォールドシューホーン.jpg

高級感溢れるイタリア産のベジタブルタンニン鞣しのグレインレザー

「ベルーガ」を贅沢に使用したタイプ。


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ベルーガ・フォールドシューホーン ¥4,500+消費税

靴べら本体は折りたたみ式で、もち手の部分にもベルーガレザーが使われています。


ベルーガ・フォールドシューホーンレッド.jpg

コンパクトなサイズ感で、パンツのポケットにも入りますし、

バックのポケットにもすんなり納まります。


ベルーガ・フォールドシューホーン箱付き.jpg

奥からネイビー、キャメル、手前の左からブラック、レッド、ブラウン。

カラーは全5色でBOX付きで、ギフトにも最適です。



そして、もう一つがコチラ。

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ポータブルレザーシューホーン ¥2,500+消費税

ポータブルレザーシューホーン。


ポータブルレザーシューホーン金具.jpg

同じくベルーガレザーを使用していて、キーホルダーとしてもお使いいただけます。


ポータブルレザーシューホーンナスカン.jpg

こんな風にパンツのループにぶら下げることも出来ちゃいます。


ポータブルレザーシューホーン4色.jpg

左から、レッド、ブラック、ブラウン、キャメルの4色展開です。

ボックスには入っておりませんが、ラッピングさせて頂きますので、

もちろんギフトにおススメです。



6月21日、日曜日は「父の日」です。

日頃からお仕事頑張ってるお父さんに感謝の気持を込めて、

「靴べら」なんていかがですか。







<定休日のお知らせ。>

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今後の6月の定休日は

6/18 (木)

となっております。


ご不便お掛けしますが、よろしくお願い致します
| R&D | 12:00 | - | - |
靴ひもの通し方
JUGEMテーマ:ファッション

今日はいつもと志向をかえて、知っているようで意外と知らない

「靴ひもの通し方」についてお話したいと思います。


まず、靴ひもの正しい通し方というものはあるのでしょうか? 

答えは ・・・NO です。

靴ひもの本来の目的は足の甲部分をしっかりと固定し、

歩行時に足が靴の中で遊ばないようにするためです。

したがって、ひもをきっちりと結び上げることができれば、

極端に言えば、どんな形でも靴ひもが通っていれば問題ありません。

ただし、靴の種類よって適した通し方やその通し方で特性があります。

また、靴ひもの通し方一つで靴全体の印象が変わるのも、

そのも面白さも一つですので、色々な通し方を知っておくと

機能的にもおしゃれにも役立ちます。

今回は、お薦めの、代表的なものをいくつか紹介したいと思います。 


靴ひもの通し方の王道といえば「パラレル」です。

直訳すると「平行」つまりヒモが平行に横一直線に見える通し方です。

メンズのドレスシューズ等ではド定番の結び方です。

シングルという通し方も見た目にはパラレルと同じように見えますが、

裏側の通し方が違うため、本質的にまったく違う通し方と言えます。

(ほとんどの方がシングルで靴ひもを結んでいると思います。)

パラレルは見た目に平行なだけでなく、左右のひもを引っ張った時に

均一に力がかかる理想の通し方なのです。

ひもを引っ張ると甲部分の開きが左右対称にきれいに閉じていきます。




文章では分かりにくいので、写真を見ながら通し方を説明します。


パラレル?.jpg
パラレル

まず。叡別椶侶蠅望紊ら通して、ひもの左右の長さを揃えます。

そして片方を2段目の下から上に通し、もう片方は一段飛ばして3段目の穴の下から通して下さい。



パラレル?.jpg
パラレル

そして、■加別椶硫爾ら通したヒモを平行に持っていき、上から下に通します。

そして対角の4段目の穴の下から上に出します。



パラレル?.jpg
パラレル

3段目に通したヒモも同様に、横に持っていき上から下に通して

5段目の下から上に出します。



パラレル?.jpg
パラレル

ぃ潅別椶皺に持っていきますが、最後は対角の5段目の下から上に通して完成です。



慣れないとやや複雑に感じるかもしれませんが、覚えてしまえばとても簡単です。



もう一つの通し方としてスニーカーやカジュアルシューズに向いているのが

「オーバーラップ」という通し方です。

自分の目から見てハの字状にクロスさせていく方法です。

緩みがでにくいことが特長ですので、スポーツシューズ等はこちらが最適です。


オーバーラップ.jpg
オーバーラップ

オーバーラップ足元から.jpg
オーバーラップを足元側から


ドレスシューズでも外羽根式の靴やオールデン等のトゥにボリュームのあるタイプは、

個人的にはオーバーラップがおススメです。



ヒモの通し方を変えるだけで靴の表情が変化しますので、

是非、いろいろな通し方に挑戦してみてください。


「イマイチよく分からなかった?」という方は、

店頭でご説明いたしますので、是非ご来店を。




<定休日のお知らせ>

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今月の定休日は、

5月21日(木)

となっております。

ご不便をお掛けしますが、よろしくお願いします。
| R&D | 11:56 | - | - |
クロスのお話
JUGEMテーマ:ファッション

「靴クリームを塗る際は布ではなくブラシを使うと便利ですよ」

店頭で、お客様に説明する際のフレーズです。

靴クリームを塗る際は布ではなく小ブラシ(ペネトレイトブラシ)をオススメしています。

このように靴クリームの塗付の基本はブラシですが、

その他の場面でお手入れに欠かせない存在がクロス(布)です。

そこで、今回は靴のお手入れ用クロス(布)についてお話したいと思います。

R&Dクロス.jpg


一般的には靴クリームは布で塗る方が多いです。

では、なぜブラシがお勧めなのか、理由は4つあります。

ペネトレイトブラシ.jpg
ペネトレイトブラシ ¥400-

第一に、布で使用すると最初にクリームを付ける一点に集中してクリームが入ってしまいます。

均一に伸ばすことが難しくシミやムラになりやすいからです。

第二は、クリームに含まれている水分が布に吸いとられてしまう点です。

第三の理由は作業のスピードとコバやメダリオン等の細かい部分に

クリームを浸透させることがブラシでないと出来ない点。

そして最後は何と言っても手を汚さずに作業できることです。

これらの理由から靴クリームの塗布には「ペネトレイトブラシ」がオススメですが、

それ以外では布は欠かせません。

実際に布を使うケースは主に、汚れ落とし、乾拭き&仕上げ、ハイシャイン(鏡面磨き)の時です。

この3つの作業はそれぞれの目的が違うため、適した布の種類も異なります。


リームーバークロス.jpg
リムーバークロス ¥400- ステインリムーバー ¥600-

まず汚れ落とし(M.モゥブレィ・ステインリムーバー)には少々目が細かい綿100%素材が最適です。

リムーバークロスという専用商品は水性クリーナーの主成分である水分をよく含み、

汚れが浮いてきたタイミングでしっかりと汚れをキャッチすることができます。

目が粗すぎる布は皮革にダメージを与えたり、強くこすりがちになります。

また、厚手の布はふき取りの際の力の加減が分かりにくいので、

リームーバークロスの素材感と厚みのバランスがベストです。


ポリッシングコットン.jpg
ポリッシングコットン ¥400-

それに対してハイシャインには、リムーバークロスのような目の細かい素材は適していません。

ハイシャインはワックスを皮革の表面に刷り込んで、塗り重ねることで鋭い光沢を放ちます。

目の粗いものを使用すると塗ったワックスが布の目にキャッチされてしまうため、綺麗に仕上りません。

おススメはネル地で少し毛羽立ったようなコットン素材です。

あたりが柔らかくワックスを靴の表面で丸めていいく作業に適した素材です。

様々な素材の布を試してみましたが、ポリッシングコットンの柔らかさと使用感が一番です。


2WAYグローブ.jpg
フィニッシュクロス2WAYボア ¥2,000-

そして、乾拭き用のクロスですが、こちらもポリッシングコットンのような起毛素材でソフトなクロスが適しています。

ただ作業性を考慮するとグローブ形がおススメです。

「フィニッシュクロス2WAYボア」という商品は、メインの磨き面に上質なマイクロ繊維のムートンを採用し、

柔らかなタッチで仕上げることが出来ます。

グローブ?.jpg

グローブ?.jpg

そして反対の面には毛足がやや長めのマイクロスエードを使用することで、エナメル、ハ虫類、コードバン等、

特殊素材の乾拭きにも使える高品質グローブです。


このように、普段はあまりスポットの当たらない布やグローブクロスですが、

それぞれの場面場面で上手に使い分けて頂ければ靴のお手入れや靴磨きの楽しさが増すこと請け合いです。



そして、定休日のお知らせ。

この4月からシエントでは、毎月第2、第3木曜日を定休日とさせて頂きます。

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今週は明日、9日(木)がお休みとなります。

ご不便をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。

 
| R&D | 12:00 | - | - |
デリケートクリームのプレミアムが新登場!
JUGEMテーマ:ファッション

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M.モゥブレイ デリケートクリーム ¥900−

M.モゥブレイ・デリケートクリーム。

ここから靴のお手入れに目覚めた方は多いのではないでしょうか?

日本でデリケートクリームと呼ばれるモノが販売され始めてから40年近くが経っているそうです。


靴だけでなく、鞄やベルトなどの革小物にも使用できるということ、

シミになりにくいということも重なって、レザー用のクリームといえば、

白い箱にライトグリーンの M.MOwbray のロゴをイメージする方も多いかと思います。


そんな中、デリケートクリームの進化系商品が発売されました。

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M.モゥブレイ リッチデリケートクリーム ¥1,500−

プレステージラインから「リッチデリケートクリーム」の登場です。

今回、新たに発売されたのは、ゼリー状のソフトレザー用クリームとして人気のデリケート系クリームです。

栄養豊富な天然のアボガドから抽出した植物性アボガドオイルを主成分としているので

「リッチデリケートクリーム」と名付けられました。


実にクリームの約97%が天然成分で構成されているナチュラル派です。

主成分であるアボガドオイルは、森のバターと呼ばれるほどその栄養価は高く、

特にスキンケア用のものは美肌効果の高さで人気を博しています。

クリーム、乳液、石鹸等にも広く使われており、肌の乾燥を防いだり、

マッサージ用のオイルとしても人気です。

また最近では食用のアボガドオイルも、パンやサラダにかけて食べる人が増えてきているほど注目をあびています。

「リッチデリケートクリーム」には、そんな天然のアボガドオイルの成分がたっぷりと含まれています。


このクリームはただの自然派というだけでなく、もちろん実力も兼ね備えています。

革へのなじみも早く、跡が残りにくい=仕上がりが美しい、そして伸びの良さも抜群です。

他にもアボガドオイルの効果で、サラッと、ベタつきが少なく、皮革にハリを与える効果が得られます。

さらに、クリームを使用する際の"心地良さ"にとって大事な要素である、「香り」が本当にさわやかなのです。


革小物全般に使える「リッチデリケートクリーム」ですが、

この時期とくにオススメの使い道が革手袋(グローブ)のお手入れです。

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M.モゥブレイ ポリッシングコットン ¥400−

「リッチデリケートクリーム」をM.モゥブレイ・ポリッシングコットンに適量とり、

クルクルと円を描きながら、全体に馴染ませるように伸ばして下さい。

全体に栄養が行き渡ることで、革切れを防いで手袋も長持ちします。


R&D リーフレット.jpg

この他にも、様々なシューケア用品や無料のリーフレットもご用意しておりますので、

是非お気軽にお尋ねください。

 
| R&D | 12:01 | - | - |
ステインリムーバー(靴用汚れ落し)のお話
JUGEMテーマ:ファッション


「クリーナーで汚れを落としてから、靴クリームを塗って、、、。」

よく靴のお手入れの説明をする時や、マニュアルに書いてある定番フレーズです。

クリーナー(靴用汚れ落し)についてはチューブ、液状、ムースなど様々なタイプが存在しますが、

その中から、一押しの「M.モゥブレィ・ステインリムーバー」についてお話したいと思います。


日本で靴用クリーナーといえば "中性クリーナー" というチューブ入りで無色のクリーム状のものが主流です。

説明書やパッケージには「汚れを落としながら光沢を与え一石二鳥で便利です、、、」的なニュアンスが多く、

販売トークとしては良さそうなのですが、実際はどうなのでしょうか。

靴の「汚れ」とは表面に付着している汚れや古いクリーム、ロウ分などを含めた全てです。

クリーム状の中性クリーナーはその多くがツヤ(光沢)を出すためのロウ分を配合してますので、

布で拭き取りながらツヤが出てきて便利そうな気がします。

・・・でも・・何か違うような気がしませんか? そうなんです。

ツヤがすぐに出てきてしまっては、靴に残っている古いロウ分やクリームなど「汚れ」が取れないのです。


クリーナー本来の役割は、表面の汚れを落としながら古いクリーム分などを一緒に除去し、

通気性を保つことにあります。

つまり、クリーナーはツヤを出すためのものではなく、

古いロウ分を取りツヤが消えマット(ツヤ消し)な状態なるのが本当の姿なのです。

ツヤはその後に靴クリームで栄養を与えながら磨き込めば、むしろ良く出てきます。

「ツヤ出し剤配合のクリーナー」→「靴クリーム」の順で仕上げをするということは、

靴クリームを2回塗っているのと同じようなものです。

二度塗りということは "厚塗り" なので、通気性が大切な革靴にとってあまり好ましくないことでもあります。


M.モゥブレィ・ステインリムーバーは軟水(ソフトウォーター)がベースの洗浄剤で、

皮革にとても優しい汚れ落しですが、あまりの汚れ落ちの良さから「コレは強いクリーナーで皮革を傷める!」

等と批判や中傷されたこともあるそうです。

しかし、本当のナチュラルメーク的なシューケア(靴の手入れ)を理解して使えば、

チューブ入りクリーナー(中性クリーナー)との機能性の違いは一目瞭然です。

M.モゥブレィ・ステインリムーバーの特徴は靴にダメージを与えずに、

古いクリームや皮革に入り込んだ塩分等もしっかりと落とすことが出来る、ということなのです。


ステインリムーバーは水分が皮革にしみ込んで、古いクリーム等を浮き立たせて、洗浄成分で

汚れをすっきりと落とすのですが、もっと強いベンジンやシンナー系の溶剤を使用すれば、

はるかにステインリムーバーより汚れや古いクリームは落ちます。

しかし、ロウ分や油分を「完全!」以上に落としすぎて、ステインリムーバーと比較すれば、

革の表面にかなりのダメージを与えます。

つまり、"水性" というのがステインリムーバーの最大の売りなのです。

使用方法もいたって簡単です。

指に綿などの布を巻き付けてよく混ぜ合わせたステインリムーバーを適量含ませます。

そして、革靴の表面を軽く拭いていくだけで、水分が浸透しながら汚れが浮き上がり良く取れます。

表面の汚れを落としながら、古いクリームを取り除き、通気性を維持、

さらに靴クリームの浸透性を向上させますので、本当の意味で靴がさっぱりと綺麗に仕上がります。


靴用のクレンジング剤であるステインリムーバーを今まで使用したことがない方は、

靴の素肌を生かしたナチュラルメーク的ケアを実践してみてください。

皮革がしっとりと、より美しく仕上がることの意味がお解り頂けるはずです・・・。


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M.モゥブレィ・ステインリムーバー ¥600+消費税  リムーバークロス(5枚入) ¥400+消費税
 
| R&D | 11:59 | - | - |
天然素材の除湿乾燥剤「シダードライ」で靴を清潔に!!
JUGEMテーマ:ファッション

一部で梅雨明けの声も聞こえてはいますが、まだまだ雨や湿気との戦いは続いています。

湿気によるカビの発生が多い季節の旬のネタということで、靴の湿気対策アイテムをご紹介したいと思います。


湿気対策といえば乾燥剤ですが、一般的にまず思い浮かぶのは、

お菓子の箱等に入ってるシリカゲルでしょう。

その他にも、塩化カルシウム、木炭、重曹、石灰など様々なものが乾燥剤として使われています。

しかし、シューケアグッズで有名なR&Dが長年の経験とノウハウから、確信を持ってオススメしているのが、

天然のアメリカンシダー(杉)の乾燥剤「シダードライ」です。

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シダードライ(2個1セット) ¥1,500+tax

レッドシダーは、アメリカやカナダ原産の樹木です。

吸湿、防臭効果が高く、木に含まれるセドロール(Cedrol)には、虫を寄せ付けない防虫効果もあります。

また、乾燥剤の用途とは異なりますが、レッドシダーの爽やかな香りは、

人の心を癒やすアロマテラピー効果もあると言われています。

ヒノキの香りなども同様ですが、日本人好みの香りで心が和む、ナチュラルでエコな商品なのです。


カビは「湿気」「高温」「汚れ」の条件が揃うと発生します。

その条件を一つでも取り除けばカビの発生率は下がるので、湿気を除去する乾燥剤は日本の住宅事情、

気候を考えると必要不可欠です。

また、靴の場合は、空気中の湿気のみならず、靴の中にこもった汗をしっかり除去することで、

衛生面が向上することからも、除湿剤の仕様を強くお勧めします。


最後に、シダードライのしよう方法を紹介しましょう。

まず、靴に仕様する場合ですが、一日履いた靴には、汗や湿気がこもっています。

すぐに木製のシュートリーを入れることは、もちろん悪いことではないのですが、

シュートリーは靴の中を密閉状態にするため、特に汗をかきやすい人は、

まずシダードライを靴に中に入れて、半日または一晩ほど放置します。

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靴にこもった汗を取り除いてからシュートリーを入れて下さい。

これで、靴の中の清潔性が向上します。

仕上げに除菌消臭スプレーを使えば効果がより高まります。

また、シダードライは、玄関や下駄箱、箱に入れた靴やバックの除湿にも適しています。

使用方法は、シダードライをそれぞれの場所に置く、または入れるだけでOKです。

その他にも、意外に通気性が悪いレザーのスニーカーや、冬場のブーツ類などにも効果的です。

スタンスミスinシダードライ.jpg


とてもシンプルな方法ですが、除湿、防臭効果が高く、衛生状態の改善、清潔性のアップにも最適な

「シダードライ」で、ジメジメした梅雨、夏をさわやかに乗り切って下さい。


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